お知らせ
2017年にFlashの終焉をアドビシステムズが正式に発表してから、FlashPlayer向けマルチプラットフォーム・ストリーミングサーバである Red5の役目も終わりました。最新の動画配信プロトコル HTTP Live Streaming (HLS)をサポートした後継の Red5 Pro は 有償となりましたので、このサイトの役目も同時に終了とします。ただ、掲載している動画は、Red5 を使わないでプログレッシブダウンロード方式で公開しました。今後は、動画を活用したWebサイト制作のデモサイトとして活用します。
( updated : 2018-10-06 14:23 +0900 )
以下の文章は、このサイトを作った経緯を説明しているので、そのまま掲載しておきます。
このサイトはRed5を使ってビデオ映像をストリーミング配信テストをするために作りました。レスポンシブ対応Webデザインを採用していますので、 PC・スマートフォン・タブレットからアクセスして動画の再生が検証できます。なお、以下の Red5 に関する情報は日本Red5ユーザ会からの転載です。
Red5の概要
Red5は、Javaで開発されているオープンソースなFlashサーバです。2005年からPaul Guregoire氏らによって開発が続けられています。RTMP(Real-Time Messaging Protocol)に準拠しているため Flash Media Server互換と位置づけられています。 Red5を使うことで、動画のストリーム配信や、インタラクティブな機能を有したアプリケーションを開発することができます。
Red5の特長
- 音声ファイル(MP3, AAC, M4A)や動画ファイル(FLV,F4V,MP4)のストリーミング配信が可能です。
- Webカメラなどからのストリーミング映像を録画することが可能です。
- 複数のクライアント間で共有できるオブジェクト(SharedObject)をサポートしています。
- 映像や音声などのライブ映像をリアルタイムに配信することが可能です。
- クライアントサイドからサーバーサイドのメソッド呼び出しが可能です。
- サーバサイドからクライアントサイドのメソッド呼び出しも可能であり、これによりプッシュ型のアプリケーションも実現可能です
Red5の名前の由来
「Red5」の名前の由来は映画「スターウォーズ」から来ています。デススターに攻撃を仕掛ける際にルーク・スカイウォーカーが呼ばれていた機体のコールサインが "Red Five"。 開発陣の多くは映画「スターウォーズ」の大ファンです。
サーバスペック・検証環境
- CPU : 仮想6コア (Xeon E5-26400 @2.50GHz)
- DISK : SSD
- Memory : 8GB
- OS : CentOS 7.3
- インターネット回線 : 100Mbps共有 (iperfで計測した結果)
会社のメインの光回線からの接続 72.0Mbps ~ 87.8Mbps
会社のバックアップ光回線からの接続 4.7Mbps ~ 15.0Mbps
自宅のADSL回線からの接続 1.5Mbps ~ 2.0Mbps - Red5 : ver.1.0.8
- Java : ver.1.8.0
- Video Player : JWPlayer ver.7
テスト動画のスペック(平均)
- 解像度 : 852 × 480
- フレームレート : 23.976fps
- ビットレート : 1500Kbps
動作確認
- PCブラウザ :
Microsoft Edge
Internet Explorer 11
Internet Explorer 10
Internet Explorer 9
Internet Explorer 8 (Flash Player インストール必須)
Latest Chrome
Latest Firefox
Latest Opera
Latest Safari - スマートフォン :
iPhone 7 (iOS 10.3.1)
iPhone 6s (iOS 9.2.1)
iPhone 5s (iOS 9.2.1)
FUJITSU (ARROWS ef FJL21) (Android 4.1.2)
SHARP (AQUOS SHL23) (Android 4.2.2)
SHARP (AQUOS SH-01F) (Android 4.2.2)
- タブレット :
iPad (iOS 7.1.2)
( modified : 2017-4-13 10:37 +0900 )